特定非営利活動法人ARUN Seedは社会的投資により、途上国の起業家を支援する活動を行っており、その起業家を発掘するためのビジネスコンペティション「CSI Challenge」を、2016年より開催しています。今年は「ジェンダー」をテーマとして、世界からジェンダー不平等の解決に取り組む起業家を募る予定です。

本イベントは、「CSI Challenge」と同時進行で、ジェンダー課題に取組むチェンジメーカーから、課題解決の現場のお話をうかがうものです。

第1回目は、「カンボジアから考えるジェンダー課題」と題し、カンボジアでスモールビジネスを展開するNPO法人SALASUSU(サラスースー)共同代表の青木健太氏をお招きして開催します!

■SALASUSU青木さんから聴く、カンボジアのジェンダーの課題

SALASUSUは、カンボジアにおける女性のエンパワメントにフォーカスし、農村の最貧困女性を雇用し、ものづくりを行う工房を経営するNPO法人です。女性たちの働く時間の約20%はトレーニングに使い、社会で生き抜くライフスキルを育みます。工房で生産した商品はカンボジア、日本、台湾、香港で販売しています。 

本イベントでは、青木健太氏より SALASUSU のこれまでの歩みやカンボジアにおけるジェンダーの課題についてお話いただくほか、ARUN Seed代表功能とのトークセッション、皆さまの学びを深めていただくQ&Aセッションなどを予定しております。

■イベント概要

【タイトル】「カンボジアから考えるジェンダー課題」
【開催日時】2022年10月12日(水) 20:00開始、21:00終了
【開催方法】Zoom ミーティング + Facebookライブ 
【定員】zoomミーティングは100名、Facebookライブは無制限です。
【参加費】無料
【zoom参加】https://aruncsi4event1012.peatix.comZoomでのご参加にはPeatixでのご登録が必要です。
【facebookライブ】https://www.facebook.com/events/2202544376575766 ※お申込等不要です。

■ゲストプロフィール

青木健太氏
SALASUSU 共同代表/CEO/理事長

1982年生まれ。2002年、東京大学在学中に、2人の仲間とともに「かものはしプロジェクト」を創業し、”子どもが売られない世界をつくる”という理念のもとカンボジアの児童買春を解決するために活動。2009年からカンボジアに渡り、貧困家庭出身の女性たちを雇用し、ハンディクラフト雑貨を生産・販売するコミュニティファクトリー事業を統括する。カンボジア事業の自立に伴い、2018年4月からはNPO法人SALASUSU共同代表として、現地で活動を続けている。

■こんな方におすすめです!

  • カンボジアのビジネス環境について知りたい
  • 「途上国 ✖ 教育✖ ものづくり」の事業を学びたい
  • 将来はソーシャルビジネスや起業に関わりたい
  • 途上国支援に関わる人とつながりたい
  • ESG投資やインパクト投資に興味がある


このシリーズはジェンダー課題解決に取組む起業家の発掘と支援を目的としたビジネスコンペティション、「CSI Challenge4」の応援イベントとして開催しています。

「CSI Challenge4」の優勝企業には、クラウドファンディングにより皆さまからご支援頂いた資金が、ARUNを通じ投資として託されます。ARUNは、投資先企業を伴走支援し、またご支援頂いた皆さまに、企業の起すインパクトや業況を定期的にご報告いたします。

クラウドファンディングの詳細につきましては、以下の特設ページよりご覧ください。

ジェンダー平等実現に向け、国を超えた連帯を!社会起業家を寄付で応援

また「CSIチャレンジ4」は、外務省が主催する国際女性会議WAW!2022*のサイドイベントとして公認されています。

*国際女性会議WAW!(World Assembly for Women)は、ジェンダー平等と女性のエンパワー メントという日本政府の最重要課題の1つを国内外で実現するための取組の一環として開催さ れています。幅広い分野において世界の第一線で活躍する方々を招き、日本や世界が直面する 様々な課題を議論します。