ARUN Seedの活動をご支援してくださっている皆さまに、最終審査会開催とCSIチャレンジ3の優勝企業が決定したことをご報告させていただきます。

2020年12月12日(土)にCSIチャレンジ3のビジネスコンペティション最終審査会を開催いたしました。
最終審査員である、米倉誠一郎様、渋澤健様、木越純様、小木曽麻里様、原ゆかり様、安達一様、宮崎桂様、ARUN代表の功能聡子が一同に介し、複合的な審査基準に照らし合わせ審査を実施しました。
当日は、インド、ミャンマー、インドネシア、シエラレオネ、パレスチナ ガザ地区の社会起業家たちをオンラインで繋ぎ、起業家からのプレゼンテーションと審査員とのQ&Aセッションを設けました。課題設定、事業の持続可能性、社会的インパクト、イノベーション、女性・子ども・難民のエンパワーメントなどの複合的な観点から審査を行いました。

どの企業も素晴らしく、審査は非常に難航しましたが、インドネシアのDu Anyam(ドゥ・アニャム)が最優秀賞、ミャンマーのGreenovator(グリーンのベータ―)が笹川平和財団賞に輝きました。

<CSIチャレンジ3最優秀賞>

  • 新型コロナウイルス感染症の脅威により、深刻な問題に直面している途上国の女性・子ども・難民を支えるビジネスを行う社会起業家に与えられる賞です。最優秀賞獲得企業には、事業成長に必要な投資(最大5万ドル)に加え、ビジネスモデルへの助言など、さまざまなインキュベーションサポートを提供いたします。
  • インドネシアの農村部では、伝統工芸品の販売が大きな収入源となっており、SME(中小企業)は120万社存在しますが、グローバルマーケットへの展開ができていません。また、デジタル化もできていないため非効率な販売をせざるを得ず、収入向上が難しくなっています。
  • Du Anyamは、アプリを用いて購買企業(大手家具メーカーなど)と農村部の職人を繋ぎ、サプライチェーンの見える化や農村部の職人に対する金融アクセスの提供などのサービスを提供しています。
  • Du Anyamは、ビジネスによる裨益者の広がりが期待できること、コロナ禍により観光産業からの収入が激減する農村のSMEsに対して、オンラインでのグローバル展開を通じて収入確保の道を開いたこと、役員全員が女性で女性のエンパワーメントに貢献していることなどが評価され、最優秀賞に輝きました。

<笹川平和財団賞>

  • 笹川平和財団賞は、CSIチャレンジ3の協賛組織である笹川平和財団様のご支援によって設けられた賞です。起業家のアジアでのネットワークの強化と見聞・知見を広げるために、AVPNというアジアを中心とする資金提供者ネットワークが開催する、多くのインパクト投資家が集うアジア最大の社会投資会議である2021年度のAVPNの年次総会への参加権並びに渡航・滞在費を提供いたします。
  • ミャンマーは国民の過半数が農村で生活し、人口の70%以上が直接・間接的に農業に従事しています。一方で、GDP における農業セクターの貢献は約30%、総輸出額の20%に留まっており、農業における生産性を向上させ、農民の所得向上を実現することが農業セクターの課題となっています。
  • Greenovatorは、農民に対してスマホアプリ(Greenway App)を通じて、同社の持つ専門家ネットワークにより農民に必要な情報を提供し農民の生産性向上と市場アクセスの確保を実現しています。
  • Dreenovatorは、農業セクターのポテンシャル、2年前と比較して飛躍的な成長を遂げており、更なる成長が期待できることなどが評価され、笹川平和財団賞に輝きました。

約9か月にわたるCSIチャレンジ3を通じた私たちの挑戦を応援してくださった皆さま、誠にありがとうございます。これからDu Anyamとの投資交渉を経て、投資が実行されます。投資実行では終わりでなく、Du Anyamを始めとする今回出会った起業家のビジネスを支援し、途上国に暮らす人々の直面する課題の解決に繋げていきたいと考えています。
引き続き私たちの挑戦をご支援いただけますと幸いです!

最終審査会_写真

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