2018/09/04 — Hiroki Kameyama

 2018年8月31日(金)に、クラウドファンディングでご支援いただいた方々を対象に「Re:Think Social Entrepreneirship 02 ~ CSIチャレンジ2の優勝企業から学ぶ ~」と題した、「CSIチャレンジ2」の報告会を開催いたしました。この記事ではインターン生の視点からお届けします。

 CSIチャレンジは日本のネットワークとアジアの社会的企業を繋ぐコンペティションプログラムです。第2回となる「CSIチャレンジ2」ではアジア15カ国、128社から応募を受けました。優勝企業ブックマイバイはインドを中心にオンラインプラットフォーム上で家事労働者のマッチングを行なっており、同社はこれまでで1.1万件のマッチングを行なっています。

 本イベントは「CSIチャレンジ2の概要」、「優勝企業ブックマイバイCEOによるプレゼンテーションと質疑応答」、「審査公表」から構成され、ブックマイバイCEOのアヌパム氏はオンラインで参加しました。

 アヌパム氏からブックマイバイについてのピッチを聞き、私が感じたブックマイバイの強みは2つあります。

  1. サービスのユーザーが感じるペイン、ゲインをしっかりと分析している。
     ブックマイバイは労働者のために、24時間のヘルプラインやマッチングまでの間の宿泊施設を提供しています。また、労働者と雇用主間の契約のサポートまで行なっており、労働者が安心して働くことのできる環境作りを行なっています。
     一方で、雇用主に対しては、家の付近に自身の需要とあった労働者がいるかどうか検索できるといったサービスや労働者が勤勉に働かなかった場合のカスタマーサービスを導入しており、雇用主に対しても使いやすいサービスを提供しています。
    以上から、サービスのユーザーをしっかりとサポートする良いサービスを開発していると感じました。
  2. アヌパムのロジカルなプレゼン力、素晴らしい人柄
    プレゼンは非常にロジカルで、ビジョン、サービスの説明、強みと弱み、ファイナンスといった項目で、クリアにポイントを伝えており、プレゼンが非常に聞きやすかったです。また、質疑応答でも丁寧に答えており、彼の人柄が伝わってきました。

 審査公表では最終審査会において審査員を勤めていただいた国際協力機構の宮崎様にお越しいただき、ARUNの代表功能と共にディスカッションを行いました。このディスカッションを通して、私は応募企業の優劣は非常に僅差で審査するのは非常に難しかったということを改めて感じました。

 途上国への社会的インパクト投資の意義の一つとして、従来投資が入って行きにくい分野に投資を行なうことがあります。スタートアップ投資やインパクト投資の投資対象の境目は曖昧になってきていますが、社会的リターンも経済的リターンと同様に考えるインパクト投資では、他の投資家が投資対象と考えていない企業に対しても投資可能なことは、非常に大きな意義を持っています。その中でも、今回のブックマイバイはひときわ輝いていたと感じました。

 また、起業家の人柄も重要な要素です。審査公表でもやはり、起業家の人柄については議論となり、僅差となった場合は人柄も十分評価基準になると思いました。

当日お越しいただいたみなさま、誠にありがとうございました!
現在個人会員法人会員、インターンなど積極的に募集中です!

 

 

 

 

 

 

No tags for this post.