02持続可能な暮らしのエコシステムへの投資

社会的な課題を解決しながら経済的な利益も生み出す投資「社会的投資」
いま、世界中で注目を集めています。
この記事では、シリーズとして社会的投資にまつわる国際会議でのレポートをお届けし、みなさまに世界の潮流をお伝えしいきます。

第2回目は「持続可能な暮らしのエコシステムへの投資」

持続可能という言葉。SDGs(持続可能な開発のための17のグローバル目標と169のターゲットからなる、国連の開発目標)が誕生してから、耳にする機会が多くなったのではないでしょうか。

今回の議題は南アジア地域に焦点を絞って論議が繰り広げられました。

南アジア地域は、世界でも特に成長している地域の一つです。インドの堅調な景気拡大と原油安が原動力となり、経済成長率は2014年の6.9%という高水準から2016年は更に加速して7.1%に達しました。

このような南アジア諸国の力強い経済成長の一方で、貧しい人々は依然として多いままです。南アジアの貧困層の70%近くが、発展途上地域被に住んでいると言われています。
極端な社会的排除や深刻なインフラ・ギャップが存在し、格差が広がりつつあります。貧困極滅と繁栄を掲げる国際目標の達成には、この地域の開発が鍵となります。

経済成長だけでは解決できないこれらの問題を、持続可能な形で解決される論議が繰り広げられました。

アジア地域の貧困を持続可能な形で解決していくためには、政府との協働が何より大切です。
スピーカーの一人、スイスに拠点を置く発展途上国の貧困問題を解決する社会的インパクトインキュベーター、アクセラレーターのChilasa Venture PhilanthropyのNigel Majakari氏は、
「雇用や自ら働く環境がなければ、人々は寄付や援助に依存してしまう。彼らが自立していくために、社会的投資をし、知識やリソースを提供し、地域NGOや政府、金融機関や民間機関を巻き込みながら協働して、問題を解決していくことがなにより大切である」
と述べていました。

社会的投資を実践している身として、彼の力強い言葉に、とても勇気をもらいました。

民間セクターを発展させ、皆が平等に仕事を持つ事で貧困から脱出するために、平等な教育やヘルスケアへのアクセス、女性の尊厳、社会保護に対する資金の投入が、何より大切だと感じました。

出典:世界銀行
http://www.worldbank.org/ja/country/japan

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