2009年よりアジアへの社会的投資を行ってきたARUN(アルン)は、この度、インド農村部でITを駆使して医療事業を行う現地企業、アイキュアテックソフト社CEO、スジャイ・サントラ氏の来日に伴い、インドのヘルスケア事業にご関心をお持ちの皆様をお招きして、ラウンドテーブルを開催いたします。 同CEOは、大手IT企業出身で、その知見を基にインド農村の一次医療を改善する医療ビジネスを立ち上げ、注目を集めています。 当日は、日本のヘルスケアスタートアップ数社もお招きし、各社のビジネスのご発表、ご参加の皆様とのディスカッションを通して、相互にインスピレーションを受け、ビジネスの進展する機会となりますことを期待しております。
【開催概要】
・日時:2018年7月4日(水)15:00-17:00
・場所:公益財団法人 笹川平和財団 会議室(https://www.spf.org/about/access/)
・プログラム:15:00-16:30 ラウンドテーブル(プレゼンテーション及び質疑応答)
16:30-17:00 名刺交換
※ 使用言語は英語ですが、質疑応答の際など必要に応じ逐次通訳の補助を行います。
・参加費:無料
・定員:20名
・お申込:事前登録制
・主催:認定NPO法人ARUN Seed(https://arunseed.jp/)
・協力:インフォコム株式会社(https://www.infocom.co.jp)
公益財団法人 笹川平和財団(https://www.spf.org/)
【登壇インド企業の概要】
企業名: iKure Techsoft Private Limited(アイキュア・テックソフト)
事業内容: ITを用いた一次医療サービスの提供
設立年: 2010年
本社: インド・コルカタ
ウェブサイト : https://www.ikuretechsoft.com/
- 2010年の設立以来、本社を置くコルカタ近郊をはじめとして医療サービスの無い地域で業務を行い、現在では6州1500村をカバー、350万人にサービスを提供
- 独自に開発した、医療データをモニタリングできる無線システムを利用し、ハブ&スポークモデルで「医師・薬剤師・施設管理者・アシスタント」のチームによる医療センターを運営
- イノベーションズ・イン・ヘルスケアにより、2017年イノベーター・コホート(世界で7社)に選出
- グローバル・ソーシング・カウンシルによる、2017年3S (サステナブル・社会的責任)賞テクノロジーを通じた社会的インパクト創出部門で優勝
- CEOスジャイ・サントラ氏が2015年アショカ・フェローに選出
- ARUN合同会社による社会的投資を実施している。
【登壇日本企業2社の概要】
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企業名: Ubie株式会社(ユビー)
事業内容: AIを用いた病院向け問診・個人向け病気予測サービスの提供
設立年: 2017年
本社: 日本・東京
ウェブサイト : https://www.company.dr-ubie.com/
- ミッションとして「医療と人々の医療情報格差をなくすために、誰でも自分にあった医療にアクセスできる世界をITによって実現可能なものにする」ことを掲げる。
- AIを用い、病院向けにタブレットによる問診サービスを提供。AI自動Q&Aにより細かい症状を取得でき、450以上の病名を結果から推測する。従来の紙問診票+医師との問診にかかる時間と比ベて約1/3時間の短縮を可能とする。
- AIを用い、個人向けにアプリによる病名予測サービスを提供。病院に行く前に、症状からどのような病気が考えられるかを推測。
- 2018年 関電ベンチャーマネジメントから資金調達
- 2018年 宮崎大学とAI問診Ubieの連携
- 2018年 NHK、日本経済新聞にて紹介
- 2018年 東京都主催の海外支援プログラムX-HUB TOKYOの「米国西海岸」コース採択
- 2017年 シンガポールで行われたガレン・グロウス・アジア・ヘルス・テックCEOサミットにノミネート
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企業名: メロディ・インターナショナル株式会社
事業内容: 妊婦と胎児の健康管理プログラムを用い、周産期母子遠隔診療のプラットフォームを提供
設立年:2015年
本社: 日本・香川
ウェブサイト : https://melody.international/
- 企業理念として「世界中のお母さんに、安心・安全な出産を!」を掲げ、医療と健康をICTで支えることを目指す。
- モバイル胎児監視装置 Mobile fetal monitorにより妊婦は自宅で測定、インターネット経由で、病院にいる産科医がデータを確認し状態を把握、必要に応じて指示をする。妊婦の入院・通院の負担の軽減、医師の負担の軽減を可能とする。
- 2017年 INNOVATION VILLAGEピッチコンテスト準グランプリ受賞
- 2016年 総務省「ICTイノベーション創出チャレンジプログラム(I-Challenge ! )」採択
- 2015年 「NEDO TCP」にて ファイナリスト「i Hub賞」受賞
- 2015年 ジュネーブのITU(国際電気通信連合)ITU-Dのe-Healthにて取組事例(総務省)発表
- NHK・日本経済新聞・毎日新聞等にて紹介
- タイ(JICAの事業を通じて納入)他海外での展開に積極的に取り組む予定
【認定NPO法人ARUN Seed(アルンシード)概要】
認定NPO法人ARUN Seed(アルンシード)は、社会的投資の普及・発展・研究を目的として発足したNPO法人です。アルンシードでは、途上国への社会的投資を実践しながら、社会的投資の調査研究、情報発信を行い、インパクト投資やソーシャルビジネスを推進する他団体とのネットワークを通して社会的投資を広め、日本から世界へ情報発信を進めています。
【代表プロフィール 功能聡子】
国際基督教大学、ロンドン政治経済大学院卒。民間企業、アジア学院を経て1995年より10年間カンボジアに在住。NGO、JICA、世界銀行などの業務を通して、復興・開発支援に携わる。カンボジア人の社会起業家との出会いからソーシャル・ファイナンスに目を開かれ、その必要性と可能性を確信しARUNを設立。日本発のグローバルな社会的投資プラットフォーム構築を目指して活動している。SBIビジネスプランコンテスト優秀賞受賞、エコジャパンカップ2010 環境ビジネスウィメン賞受賞、第三回日経ソーシャルイニシアチブ大賞国際部門賞受賞、2016年「Forbes Japan世界で闘う日本の女性55」に選出。
【お問い合わせ先】
認定NPO法人ARUN Seed(アルンシード)
https://arunseed.jp/
担当:前島
E-mail : info@arunseed.jp
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