現在ARUN Seedが実施するCSI Challenge 2の応募企業の取り組む課題やビジネスモデルについてご紹介していきます!

今回ご紹介する応募企業はインドの生理ナプキンメーカーです。この企業は生理ナプキンを通して女性のエンパワメント、バナナ農家の生活改善、環境問題へ挑戦しています。インドをはじめとした発展途上国において、女性の生理用品への経済的・物理的アクセスも不十分で、女性の機会損失や健康への影響が出ています。

実際に、インドにおいては、16%のインドの女性しか生理用ナプキンを使っていないといわれています。特に都心部から離れた地域、経済的貧困層においてこういった課題は強く存在し、生理用品へのアクセスがないことから、女性の機会損失や健康への影響が出ています。また、生理ナプキンによる環境問題も無視できない問題です。生理ナプキンによりインドは毎年10万トン以上のプラスチックゴミを出していると言われています。今後インドでもナプキンが広く使われ始めると、こういったゴミ問題も大きな課題となって行くことが予想されます。

そこで、この企業は環境に優しく、女性が使いやすいナプキンを開発することで、この課題に挑戦しています。

この企業は、従来捨てられていたバナナの木を用いてオーガニックの生理用ナプキンを生産しています。また、中産階級以上とBoP層をターゲットとして絞り、中産階級にはプレミア価格でオンラインや直接売っています。そして、BoP層に対しては、原価で製品をNGOにおろすことでリーチしています。このアプローチにより、バナナ農家の所得改善、生理ナプキンによる環境問題への取り組み、経済的貧困層に対する生理用品へのアクセス改善について取り組んでいます。

SDGsのAgenda 5でジェンダー平等の達成が明記されている通り、女性のエンパワーメントは大きな課題となっています。この重要な課題に対し、この企業のような先進国や途上国どちらにおいても応用できるビジネスモデルによって、社会的、環境的インパクトを及ぼして行くことは非常に面白いのではないでしょうか?

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